アケビ


アケビ科

花期:4月



アケビは林の際などで木や草に巻きついて成長する木本蔓性植物です。巻きひげは無く、
茎が直接巻きつきます。初夏に小さな紫色の花を咲かせます。
花は雄花と雌花に分かれており雌花は数が少なく大きめです。



その後、秋になるとメークイン位の大きさの実が紫色に熟します。ただし、野生
のもので低い位置に成っているものはやや汚れて茶色くなっていることが多いです。
完熟すると実のっ下の部分が割れて中の白い果肉が見えるようになります。
この頃が食べ時ですが開いてから時間が経つと中に虫が入ってしまうので、割れる
か割れないかのギリギリのところを狙って収穫するとよいでしょう。

アケビの蔓は昔から蔓細工に使われており、かごなどが作られます。
また若い蔓は山菜としても利用されているそうです。